食には欠かせないシチリア島にあって、首都パレルモには「パレルモだけの」食べ物も存在します。

そんな食べ物に出会えるのが大衆食堂「タベルナ（またはトラットリーア）」、そして郷土市場内の屋台やバールにあるストリートフードです。

日本語アシスタントとともに、市場を散歩しながらストリートフードを味わい、「タベルナ」で昼食を体験しましよう！

「タベルナ」

トラットリーアと呼ばれる場合もある。パレルモ旧市街の各地区にあり主にその地区で働く人の昼食場所として庶民生活には欠かせない場所のひとつ。短い昼食時間で家に帰れない労働者の利用が多くいため昼食のみの営業がほとんど。

「早い、安い、美味い」の3拍子ぞろいが多く、現在では学生や一般人なども多く通うので行列ができることも多い。ガヤガヤとした食堂内は活気にみちており、「パスタ・アラ・グラッサ」などレストランでは絶対に味わえないものも多い。

「ストリートフード」

「郷土市場」と呼ばれる旧市街にある市場で労働する人々がオヤツとして愛食するもの。どれも安くてボリュームタップリ。すっかりお馴染みとなったアランチーニをはじめ、パネッレ、カチッリ、パネカメウサ、スフィンチョーネなどパレルモの市場のみでしか味わえないものも多い。